オフィス情報

【中村太写真事務所】

事務所は西武池袋線 石神井公園から徒歩15分

電話:090-8105-1882

メール:nakafuu1618@w4.dion.ne.jp


当オフィスについて

当写真事務所について

− あなたの一枚、であるために −

当写真事務所は東京にオフィスを構え、かれこれ25年程が経とうとしています。その間にテクノロジーの進歩も著しく例えばカメラもフィルムからデジタルになりました。私たちも常に最新鋭の機材を導入し、そこに豊富な勉強量が相まって積極的に社会への情報アンテナを張っております。しかし時代が変わってもこれまで積み上げてきた経験と知識はお客様の更なる要望に的確に答え、より良き一枚を生み出すことに変わりはありません。あなたへ唯一の一枚を。

「写真は作るもの」

プロになってずいぶんと時間が経ちました。首にカメラをかけて街歩きもたまにしますが、今では、時間をかけてその1枚に向かうことが多く求められます。何故その1枚が選ばれるのかは、やはり共に過程を見守る仲間との会話から生まれるものです。なんの目的に到するために僕たちは時間を費やしているのか。それは方法を探り、ひらめきを駆使することで求められる形に向かいます。カメラファインダーを覗き込むとまわりが一掃されてそこに没頭することにもなりますが、両目を開けて自分がどこに立っているかを俯瞰するのが私たちの仕事と感じています。

いわゆる「一瞬」にはさまざまなアプローチがあることを知っていただければとおもいます。

最後になりますが、当事務所で引き受けしたお仕事は自信を持って進めさせて頂きます。最初の小さなご相談から最後の写真のお引き渡しまでお客様が「これだ」とまるで唸るような一枚をご提供致します。写真のみでなく、一緒にお仕事をする経験がお互いのもう一歩先へ進むためのプロセスにふさわしいお時間になればと思います。何卒、写真に関しては、この中村太を頼って頂けたら幸いです。

カメラマン- 中村太

「記録として残すもの」

高校時代、義兄の重いカメラを借りて動物園にいったのが、そもそもの始まりです。簡単にカメラの使い方を聞き、フィルムが何本必要かを考え、クラスのお別れ会に出かけました。そのときにプリントが安いお店で 35円/枚ほどでしたから1枚50円で売ってよいのか、まず悩みました。

果たして初めて撮る写真をみんなが買ってくれるのか。それでもトントンにするには何枚売らなきゃならないかを撮る前から計算していました。

そのときは、ミスショットをしない、買ってもらえる写真、みたいな目標を立てていたくらいですから。

その時代に私たち兄弟は、決められたお小遣いなどはもらっておりません。なので親から借りたフイルムや現像代は返却しなければ、と気負っていましたから自分が動物をみて楽しむなんて到底無理なことでした。

でも、クラスのみんなから受けたプリント注文の文字は簡易アルバムの欄にめいっぱい記され、みんなの笑顔photoとともに私の本棚に今もしまわれています。